水前寺清子さんといえば、「三百六十五歩のマーチ」で日本中を勇気づけた昭和を代表する歌姫としてあまりに有名です。
2025年現在も精力的に活動を続けていますが、プライベートでは夫との離婚や過去の病気、老人ホーム設立など話題に事欠かず、ファンの関心を集め続けています。
この記事では、水前寺さんの現在や離婚の経緯、子供に関する情報、過去の健康問題、そして老人ホーム「水清庵」との関係について見て行くことにします。
水前寺清子のプロフィール
水前寺清子さんは、熊本県の出身。生年月日は1945年10月9日ですので、年齢は2025年で80歳ということになります。
本名は林田 民子(はやしだ たみこ)さんといい、作詞家の星野哲郎さんが「小さなたみこ」と呼んでいたことがチータという愛称の由来になったそうです。
趣味は押し花、園芸、編み物などインドア系から、ゴルフや旅行と幅広いです。
演技力にも定評があり、1970年から1975年まで放送された「ありがとう」は昭和のホームドラマを代表する作品で、令和になっても視聴者に愛されています。
また、Twitterは3つの投稿で終わっています(2025年5月時点)が、ブログの更新は頻繁に行なっており、現在の画像や仕事、私生活の姿を見ることができます。
外部リンク「Chitaオフィシャルブログ」
2025年現在もコンサートを中心に活動
水前寺清子さんは2025年現在も歌手として第一線で活躍中です。
年齢を感じさせないエネルギーで活動をしており、恒例の「ももいろ歌合戦」に2017年から2024年まで連続出場し、2025年も参加が予定されているそうです。
2024年10月にはデビュー60周年を記念したアルバム「援歌の真髄~男のいのち~」を発表し、水前寺さんの持ち味である力強いメッセージとメロディが詰まった作品で、多くファンを魅了しています。
最近では、水前寺さんの単独コンサートよりも、大江裕さんら若手歌手とのコラボ・ジョイントが多いですが、これは体力的な面を考慮したものと考えられます。
2019年に旭日小綬章を受章したことは、長年にわたる音楽と社会への貢献が評価された証です。また、熊本でのチャリティー活動やイベントも多く、地元への愛は衰えるどころか増すばかり。2025年も新たなステージが期待されており、その姿は今も多くの人に勇気を与えています。
夫と超熟年離婚&子供はいない
水前寺清子さんが歩んできた人生には、私生活での大きな出来事もあります。
1989年に6歳年下の小松明さんと結婚しましたが、2020年に32年間の結婚生活にピリオドを打ちました。小松さんは離婚について「大好きだし、今でも俺の身体の一部だと思っている」と語り、複雑な心境を明かしています。
結婚後、サックス奏者だった小松さんは音楽活動から身を引き、水前寺さんの個人事務所社長に就いて支え続けました。ただ、小松さんは仕事に対してとても厳しく、人前であっても水前寺さんを罵倒したりすることもあったそうです。
水前寺さんは離婚について多くを語りませんが、芸能生活55周年という節目を迎えたこと、小松さんに頼らず自らの力で歩んでいく決意、という声がありました。
なお、弁護士を介して離婚に関する条件をまとめており、財産分与や事務所社長の交代などが明らかになっています。
通常だと子供の存在も重要な条件になりますが、水前寺さんと小松さん夫婦は子供を授かっていないので、その点でも離婚がスムーズに進んだと考えられます。
公演中のケガで腰部脊椎管狭窄症に
水前寺清子さんは過去に健康面での試練を経験しています。
2011年6月、広島でのコンサート中に転倒して左膝を骨折。のちに靭帯の損傷も判明するという大きなケガをしました。
その時はリハビリを経て復帰をしましたが、2014年に腰部脊椎管狭窄症と診断され、同年6月9日に手術をしています。
腰部脊椎管狭窄症は、脊柱管(脊髄神経が通るトンネル)が狭くなることで神経が圧迫され、痛みやしびれなどを引き起こす病気です。水前寺さんは、以前からの腰痛や広島でのケガで姿勢やバランスが悪くなり、脊柱管に負担が掛かって悪化したと考えられます。
手術後はしびれなどの症状は完治し、身体の心配がなくステージでのパフォーマンスに専念できると喜んでいました。
誰しも身体は衰えますから、上手く付き合いながら歩むことが大事ですね。
設立した老人ホームと絶縁状態?
水前寺清子さんは、老人ホームとの深い関わりを持っています。
2000年、母親の認知症介護を経験したことをきっかけに、熊本市に老人ケアハウス「水清庵」を設立。この施設は、高齢者が安心して暮らせる場を提供したいというのが目的で、社会貢献の一環として高く評価されていました。
水前寺さんは経営や管理には関与せず、熊本で社会福祉法人を経営する理事長の男性(A氏)に資金を提供して施設の運営を任せましたが、A氏の豪遊や架空工事の請求などが繰り返され、2003~4年頃から連絡を取ることがなくなったそうです。
2012年にA氏の社会福祉法人で不正が発覚し、理事長を解任されるという騒動もありましたが、水清庵はA氏の経営する別の病院の関連施設になっており、水前寺さんも慰問に訪れることはないそうです。
その後、水清庵は改名され、取材を受けた際には「うちと水前寺さんは一切関係がありません」と説明をしたそうです。
水前寺さんは「施設におられる人が楽しく過ごしてくれたら本望です」とコメントをしていますが、なんとも言えないモヤっとした気持ちになってしまいますね。
今回のまとめ:Q&A
Q:2025年現在の様子は?
A:60周年を記念したアルバムの発売や、若手歌手たちと一緒にコンサートをするなど精力的に活動をしています。
Q:夫との離婚や子供は?
A:2020年に6歳年下の小松明さんと離婚をしています。32年の結婚生活を終えた理由は分かりませんが、人前での罵倒や、芸能生活55年の区切りとも言われています。また、子供は授かっていません。
Q:病気の名前や経過は?
A:2014年に腰部脊椎管狭窄症と診断され、同年6月9日に手術をしています。原因は以前からの腰痛や、2011年6月の左膝骨折と靭帯損傷が積み重なったと考えられますが断定はできません。術後の経過は良好で、症状は完治したそうです。
Q:老人ホームのトラブルとは?
A:2000年に故郷の熊本市にケアハウス「水清庵」を設立しましたが、経営を任せた人物の不正や浪費があり、ほぼ絶縁状態と言ってもいい状況です。なお、同施設は改名され、水前寺さんは一切関係がありませんと説明をしているそうです。
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