日向坂46のデビューシングル「キュン」は、2019年3月27日にリリースされ、爽やかなメロディと「キュンキュンダンス」はグループの代名詞になりました。
今回は「キュン」のフォーメーションやセンター、歌詞とコールの繋がり、そしてMVのロケ地や振付師の活躍について見ていきます。
センターは2期生の小坂菜緒
デビューシングル「キュン」のフォーメーションが「ひらがな推し」番組内で告知されましたが、注目のセンターは前作「君に話しておきたいこと」に続いて小坂菜緒さん。とても大事なデビューシングルのセンターという重圧と戦う事になります。
加入期を問わない人気&実力主義で行くことが見て取れました。ただ、小坂さんも絶対的なセンターとまでは言えず、他のメンバーにもチャンスはあると思いました。
「キュン」のフォーメーション
小坂菜緒さん以外のフロントには今までの表題曲のセンターが揃う豪華メンバーになっており、非常に強力なフォーメーションになっているのですが、今までの歴史や今作のイメージから小坂さんはセンターではないと思っていたので意外な印象を受けました。
注目された上村ひなのさんの初参加によって20名となりましたが、上村ひなのさんは3列目のセンターポジションに配置されるなど運営からの期待の大きさが伺えました。丹生明里さんや河田陽菜さん、東村芽依さんも3列目から2列目へポジションを上げています。
もっとも、日向坂はセンターやフロントだけでなく全体を活かすダンスになっているので、3列目と言ってもそこまで悲しまなくて良いと思います。これは全員選抜の良いところだと言えますが、フォーメーションの決め方がどうなっているのか気になります。
歌詞とコールの繋がりは初心者にもやさしい
デビュー曲「キュン」をライブでさらに盛り上げるのがファンによるコールです。
ファンとの一体感を重視しているのが特徴。例えば、サビの「君のその仕草に萌えちゃって」の後には「キュンキュン!」
最後の「始まる瞬間」には「キュンキュンキュン!」と叫びます。他にも「ギュー!」といった掛け声が歌詞に重ねられ、会場が一つになる瞬間を作り出します。
コールは日向坂46らしい明るい言葉も多く、楽しめるよう工夫されています。ライブではペンライトを水色に統一し、ファンが歌詞に合わせて声を出すことで、まるでメンバーと一緒に歌っているような感覚に。
特に「抱きしめたくなった」の後の「ギュー!」は、メンバーの渡邉美穂さんが「正解」と認めたコールで、ファンにとって特別な一言です。
MVの撮影場所や振付師
「キュン」のミュージックビデオ(MV)は、長野県茅野市にある諏訪東京理科大学と佐久総合運動公園・陸上競技場で撮影されました。空色の制服を着たメンバーが廊下や教室、講堂で踊る姿は、まるで学校生活の一コマを見ているような親しみやすさがあります。
MV撮影は2019年2月に行われ、寒い時期にもかかわらず、メンバーは明るく元気に撮影に臨んだそうです。MV監督の安藤隼人さんは日向坂だけでなく数多くのアーティストを手掛けています。
振付を手掛けたのは、ダンスクリエイター集団・CRE8BOYです。
CRE8BOYは「けやき坂46」時代から振り付けを担当しており、「キュン」ではデビュー曲らしいフレッシュさと可愛らしさを追求。特にサビの「キュンキュンダンス」にはこだわったらしく、「踵を少し浮かせてキュンキュンする」動きをポイントに挙げています。
メンバーやクリエイター、そしてファンが作り上げた「キュン」は単なるデビュー曲を超え、日向坂46を象徴する曲となりました。
日向坂46が「キュン」で見せた「始まる瞬間」は、彼女たちの輝かしい未来を予感させるもので、彼女たちの笑顔とダンスは多くの人の心を温かくしてくれるはずです。
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