テレビ朝日・下村彩里アナの実家は呉服店。報道ステーション卒業やかわいそうは誤解

テレビ朝日の下村彩里アナウンサーは、看板番組「報道ステーション」のフィールドリポーターとして注目されています。

また、一部で「かわいそう」と心配をされたり、実家が裕福なのでは？など仕事やプライベートまで話題が尽きません。

この記事では、下村さんの魅力や経歴について深掘りしていきます。

下村彩里のプロフィール

下村彩里さんは、東京都の出身。生年月日は1994年8月30日ですので、年齢は2025年で31歳ということになります。

テレビでは小柄に見えますが173cmと高身長で、取材の際には腰をかがめて対象者と視線の高さを同じにするなど、誠実かつ丁寧な印象を与えます。

学歴は日本女子大学附属豊明幼稚園から始まり、同附属豊明小学校、中学・高校を経て日本女子大学の家政学部児童学科に進学したという生粋の「日本女子」

幼稚園から始めたバレエでプロを目指した時期もあり、大学時代に2年間休学をしてカナダやイタリアに留学をしたほど。しかし、イタリア滞在中にケガをしてバレエの道を断念しました。

留学での収穫はバレエだけではありませんでした。日本文化についてたくさん聞かれたことで日本の良さを再認識し、魅力を世界に伝えたいとの思いでミス・インターナショナルに挑戦、準ミスインターナショナル日本代表に輝きました。

その後は、授業に講師として来たアナウンサーの仕事や誇りに感銘を受け、2019年4月にテレビ朝日へ入社をしました。

実家は呉服店でお金持ち？

下村彩里さんの実家は、京都に深いルーツを持つことが知られています。

名前の「彩里」は、京都で呉服店を営んでいた実家に由来し、「彩の衣の里」という意味が込められていました。

取材で「父親は大阪出身、祖母は京都在住」と明かしていますので、呉服店なのは父方の実家ということになります。

また、2023年のインスタで「3月末に他界した祖母」と触れていますが、2024年6月に「祖母は今も京都に…」と語っているので、亡くなったのは母方の祖母ということになるでしょう。

ついつい気になってしまうのは、実家がお金持ちかどうかという点です。

父方の実家が京都の呉服店、幼稚園から「女子大御三家」と呼ばれる日本女子大学系ということ、そして大学時代にカナダとイタリアにバレエ留学したことを踏まえると、平均よりも裕福な家庭であることがうかがえます。

報道ステーションは卒業していない

下村彩里さんについて調べると、頻繁に「報道ステーションを卒業（した？）」というワードに遭遇をします。

これは半分正解で、半分は不正解と言えます。

下村さんは、入社直後から報道ステーション（金曜）の気象情報を務め、同年10月からは月～木の気象情報を担当していましたか、2021年3月末で気象担当を卒業すると報告しています。

大事なのは「気象担当を卒業」という点で、続いて「報ステのフィールドリポーター」を務めることも報告しています。

2025年現在もフィールドリポーターとして全国各地を飛び回っていますが、その働きぶりを見た視聴者から意外な声があがっていました（次項へ続く）

現場取材はかわいそうではない

一部の視聴者から「下村さん、かわいそう」との声が上がっています。

これは、下村彩里さんが経験豊富にもかかわらず、スタジオのメインキャスターに昇進できていないことへの同情です。

確かに、台風や地震、大雨大雪に猛暑、事故から事件まで時間帯を問わず全国を飛び回って取材をしていて、スーツよりもノースフェイス姿を見ることが多いです。

一見すると、過酷な現場ばかりでかわいそうという印象を持ってしまいますが、下村さんにとって取材はライフワークで、行けることは幸せと語っています。

取材をした人々の言葉や思い、置かれた環境を代弁者として視聴者に伝えること、それこそが下村さんの原点でした。

報ステのフィールドリポーターに就任した2021年4月は、コロナ禍だったことから取材も制限されてしまい、会いたくても会えない、会えてもマスク越しで距離を取る時期があったことを振り返ると、今は幸せという気持ちはよく分かります。

過酷な自然、凄惨な現場からの中継で厳しい表情をしていますが、大変そう、かわいそうではなく、報道人として本来の仕事をできていると見るべきでしょう。

今回のまとめQ＆A

Q：実家は呉服店？

A：今も経営しているか不明ですが、京都にある父方の実家が呉服店でした。

Q：実家はお金持ち？

A：父親の職業などが分からないので断定はできませんが、呉服店、幼稚園から日本女子大学系、2年のバレエ留学を踏まえると、お金持ちの可能性が高いです。

Q：報道ステーションを卒業した？

A：報ステの気象担当を卒業し、同番組のフィールドキャスターに就任していますので、番組は卒業していません。

Q：現場ばかりでかわいそう！

A：現場で人々や事件事故の取材をして思いを代弁することは、下村さんにとってライフワークと言えるものでした。むしろ、現場に行けなくなる方がかわいそうと言えるかもしれません。