プレイステーション版 提督の決断3 withPK 国民生産力や航空機(艦船)データをチェック!

2018/10/30

雑記

前回書いた提督の記事を読んで頂けるとは思って無かったので驚いています。その驚きは具合は、まさにミッドウェーで空母発見の知らせを受けた南雲中将並に! 名作なので長くプレーしている方(自分も含め)が今も居るのは嬉しいですよね。

航空機の設計はバランスより特化型

提督の決断では未完成の期待に限り航空機のデータを再設計できます。 つまり、日本軍が頑丈な機体を作ったりアメリカ軍でも脚の長い艦載機も作れるなど「IF」を楽しむ事も可能なのです。

航空機の設計でイマイチ分からない数値が【爆撃力】ですが、実はこの数値は通常の航空機であれば"1でも10でも特に変わらない"らしく、富嶽やB-29などの戦略爆撃機のみ意味があるのでした。

なので、米軍のヘルキャットや日本軍の烈風は爆撃力を1~2まで削って他の数値へ割り振ると万能機になります。 アヴェンジャーや流星が必要なく、これだけで勝利する事が出来ます(泣)


航続距離も落とし穴があって「速度」も兼ね備えないと空撃範囲が広がらず、5000kmを設定しても距離ほど飛べない事態になります。 これはシステム上の苦肉の策で、こうしないと"速度100km/後続8000km"と言った変な航空機が作られてしまいます (笑) 

400km/h = 1,800km

420km/h = 1,890km

(省略)

600km/h = 2,700km

640km/h = 2,880km

つまり、2700kmの航続距離を活かすには600kmの速度が必要となるので、航空機設計で航続距離はそこまで上げなくても良いでしょう。 計算式は【20km=90km】間隔で増えて行く仕組みです。 また、戦略爆撃機は上記の範囲の2倍飛べるそうです。

速度と移動HEX

・400~499:6ヘックス ・500~599:7ヘックス

・600~649:8ヘックス ・650~999:9ヘックス

攻撃力も70程度あれば十分で、残りは防御に回した方が良いと思います。 今作は部隊の攻撃力は個別の能力以上に【数が全て】なので、とにかく数を揃えて機数も減らない事を第一にしましょう。

個人的に残念だったのは「基地の直掩機は選ばせて欲しかった」ところです。 零戦と秋水を配備して直掩設定すると零戦まで上がってしまい、いざ作戦行動って時に半数が使えないって妙ですよね。 局地戦闘機と戦闘機を混同させてしまうシステムはダメです。

艦船の設計もバランスより特化型

船の設計についてですが、これはプレイヤーの好みで良いと思います。 ハッキリ言って実用性だと【空母と駆逐艦】以外不要になってしまいます (笑) ただ、駆逐艦は嵐でダメージを受けると沈んでしまうので、もし嫌なら軽巡洋艦の方が良いかもしれませんね。/div>

主砲も火を噴く事はほとんど無いので、ザックリ削って"高角砲・機銃"や速度・装甲に回しましょう。 主砲ですら不要なのですから、魚雷発射管なんてもう浪漫の残骸でしかありません(哀)

余談ですが、ゲームには独軍のビスマルク級とシャルンホルスト級が登場しますが、その性能を見ると・・なんとシャルンホルストの方が耐久度が高いんです! この脇の甘さこそが古き良き光栄の面影と言えるのかもしれませんね(笑)

あと、今作の潜水艦はかなり使い勝手が悪く、航行してるだけで戦闘も無くいきなり海防艦に沈められたりします。 耐久が30あろうがシュノーケル装備だろうが容赦なく沈めてくる恐ろしい奴です。

国民生産力を上げるイベント

ゲームを進めるにあたって大きな要素である「国民生産力」ですが、この数字は基本的に回復することが無く減少を続けます。コーエー的には国民が疲弊しているとしたいのでしょうが、戦争は経済を発展させる側面もあるので一概に下がり続けるとするのは難しいところですね。

過去作では予算配分や物資を回すことで維持・回復することができましたが、今作の国民は平和主義者が多いのか戦争に否定的です。また、諸外国の国民生産力も回復しないのでい廉ネシアやビルマはすぐに降伏します。

しかし、改造以外でも国民生産力が回復するイベントがあります。 そのイベント名は「ユダヤ人来訪」といい、ドイツに迫害されたユダヤ人が訪れることで国民生産力が5、そして一番低い技術力が30ほど上昇する内容です。

提督の決断3 ユダヤ人来訪

このイベントを発生させる条件は以下の通りです。

A・ドイツ第三帝国と交戦状態

B・国民生産力が995以下

C・全ての技術力が900以下

一番大きいのは「A」ですが、国民生産力が必要な日本で発生させるにはPKシナリオ「日英同盟」しかないことになります。その点からしても、外交の要素がとても雑に作られている作品と言えるかもしれません。

交戦国を簡単に味方に引き入れる方法

前項の国民生産力で外交について触れたので簡単にできる外交ワザを紹介します。
基本的に友好度は外交費を投じることで上昇しますが、タダで簡単に交戦国との有効度を上昇させる方法は意外な場所にありました。

友好度を上げたい国の砲台や司令部「要塞度」を低下させ、相手国に再構築させることで友好度が上下するシステムを活用します。あまり気にしていない方も多いでしょうが、本土以外の要塞を上げると友好度が下がります。

簡単な例を挙げると「重慶」の要塞を50下げると中華民国の友好度が5変動します。日本軍からすると一式陸攻や九六陸攻で内陸基地を爆撃すれば、要塞の再構築によって対米不信が高まって親日に傾斜します。

基地の所属先は情報データの国旗で判別できますが、ビルマやインド、マレーなどは独自の国旗が設定されていないので地理の知識が必要になります。もっとも、小国の場合は味方に引き入れるメリットが少ないです。

ちなみに「ロンメル軍団東征」でインドがドイツ支配になりますが、要塞構築をしてもドイツの友好度は下がりません。そう簡単には離反しない!と言うより、さほどアジアに対して関心を持っていないのでしょう。

海防艦や通商破壊について

今作で最も不遇の存在は「潜水艦」と言えるでしょう。
ニミッツやハルゼーも潜水艦が勝利に大きく貢献したと讃えていますが、今作では正直言って使い道がほとんどありません。

艦隊戦でも2回魚雷を撃ったら攻撃不能(再交戦すれば回復している)という謎仕様で、航空機が接近してきた時も必ず浮上しているという気の毒な仕様。通商破壊でも海防艦の攻撃で簡単に沈められるという悲しい存在。

そもそも、今作では通商破壊の要素が非常に小さく設定されており、ハッキリ言って潜水艦や水上艦隊に通商破壊を命じるメリットはないです。この反動からか次作では潜水艦が異常に強化されて批判を浴びています。

ちなみに海防艦とは駆逐艦を小さくしたような護衛艦で、速度は20ノット程度なので作戦行動はできません。ゲーム内でも名もなき船舶として各基地に配備されていますが、それほど神経質に考えるデータでないでしょう。

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