PS(PSP)版「信長の野望 将星録」を再検証!武将データや姫量産など裏技&攻略のコツも紹介

2020/05/10

雑記

信長の野望将星録はWindows版が発売されてから時を経た今もなお人気のゲームで、シリーズに対して大きな影響を与えました。 今回は武将データや姫武将のシステム、ゲーム全体で使える攻略や裏技について見て行きます。

能力上位の注目武将はいつものメンバー

まずはプレイヤーの代わりとなる大名や武将のデータを見て行きますが、やはりランクインしたのは常連と言える方々でした。しかも、登場する地域や年代がほぼ同じという共通点もあり、プレイヤーとしてもその面々との関り合い方がポイントになってきます。

※データはアイテムを手放した状態の数値にしてあります。

甲斐の虎「武田信玄」

将星録 武田信玄

まずは言わずと知れた甲斐の虎こと武田晴信 (信玄入道) です。 信玄堤を作ったにもかかわらず建設が無いのは微妙な気もしますが、やはり名言「人は城~」の影響があったのかも知れません(笑) また、仏門に入っても僧侶にならないのはバグではなく仕様です。

足軽がBなのは弱点ですが、甲斐や信濃には馬産地があるので高価な騎馬隊の編成には困りません。ただ、弓矢を使えないのは少し不便。 また、隠しデータの「影武者」という個人特性を持ち、本陣を全滅させても別の部隊に移るという反則技の持ち主でもある。

最大の弱点は寿命が短い(1571年前後に没)という点ですが、プレイヤーであれば医学書を購入して10年長生き出来ますし、敵の場合は医学書を送って長生きさせて戦うという縛りプレイも可能です。ただ、支城に籠った信玄を駆逐するのは至難の業になります。

大革命家「織田信長」

将星録 織田信長

次はシリーズの主人公である風雲児(麒麟児)こと織田信長です。内政特性をすべて持つ万能タイプであり、兵科もバランスが良い超優等生。ただ、織田軍の特徴である鉄砲特性の高さを活かすのには莫大な金銭が掛かるのがネックです。

本能寺で生涯を終えたのは有名な話ですが、ゲームでは60歳過ぎまで生きることが確認されており、医学書を合わせれば70歳程度まで生きます。 つまり、西暦で表せば1600年ぐらいまでは活躍することが期待できる長距離選手です。

忍耐の人「徳川家康」

将星録 徳川家康

次は歴史の教科書でご存知のタヌキ爺さんこと徳川家康です。 こちらも兄貴分の織田信長と同じく内政特性をすべて持つ万能タイプであり、寿命も長い(1620年前後)のでゲーム内では最強超人に分類されますが、NPCが操作をすると早めに滅亡する事も多々あります。

家臣団の能力は武田家・織田家に勝るとも劣らず、しかも総じて長命という至れり尽くせりのメンバーを揃えています。また、基本的に足軽を得意とする武将が多く、コストの面から見ても他家を圧倒しており、序盤を乗り切ることが出来ればクリアは目前でしょう。

大河の人「明智光秀」

将星録 明智光秀

最後は今年の大河ドラマで一躍脚光を浴びた明智光秀です。ゲーム的に文官カテゴリーに入ってしまったのか戦闘値が低く、他の英傑に比べると少し見劣りしてしまいます。しかしながら、明智光秀最大の武器は寿命の長さで、推定100歳まで活躍する妖怪です。

戦死とは言えなぜここまで長寿なのか疑問に思う方も多いでしょうが、これはコーエーが「天海光秀説」を採用しているからだと思われます。基本的に戦死武将は60歳前後ぐらいまでが平均なので、明智光秀の長寿仕様は天海説を用いないと説明が難しいですよね。

ゲームでは斎藤家に仕えている武将として登場しますが、早い内に外交ユニットになって城を離れてしまうので、城を落としたとしても捕縛できる可能性は低いです。どうしても城に戻したい場合は、稲葉山城の武将を捕らえて登用や斬首して減らせば帰還します。



姫武将は3人までと考えよう

将星録 姫武将

ここでは姫武将について見て行くことにします。姫武将を誕生させる条件は20代中盤から50代前半くらいまでの大名という点です。姫の「人手が足らない~」を見ると武将の数も関係あると思いますが、初期の織田家でも徳川家でも出るので要因としては小さいです。

能力は父親のデータを引き継ぐので有力武将ほど凄い姫武将を作ることが可能で、元からいる武将よりもハイスペックなので少し複雑な気にもなります。唯一の弱点は寿命が短めなところですが、姫武将が病没する頃に全国統一を果たしているので大丈夫でしょう。

姫武将の総数は3人までは簡単に生まれてきますが、4人目からはほとんど出て来ないので3人を上限として考えた方が良いと思います。ただ、チート武将なので3人出すと難易度が下がってしまいますし、既存の武将に対するありがたみも減るので難しいところです。

12月にセーブして生まれなければロードを繰り返すという地味な作業が必要ですが、武将が少ない弱小大名などでプレイする際には姫武将は欠かせませんし、おじさん多めの家臣団において華やかさを演出する意味でも1人ぐらい登場させるのは良いかも知れません。

史実の姫が姫武将を妨害?

前の項目で「姫武将は3人までと考えよう」と記しましたが、これは個人的感覚ですが史実の姫が枠を埋めているのでは?とみています。

史実姫とは信長であれば「市」(※本来は妹だが・・)や五徳、妻の濃姫などオリジナルのグラフィックがある人物です。彼女らはイベントなどに利用されることが多く、姫武将の制限数に関与している可能性は大いにあると思っています。

つまり、仮に「4人が上限」とすれば市・五徳・濃で何枠かが埋まっており、姫武将を誕生させにくくなっていると考えます。反対に、毛利元就のような史実姫を持たない大名は割とスムーズに4人の姫武将を輩出することができました。

また、武将の数が関与しているとの情報もありますが、隠しシナリオの「天下の継承者」の羽柴秀吉に姫武将が居たので総人数は影響なさそうです。 単純なようで奥が深い、なんとも難しいゲームだと思い知らされます。

鉄砲鍛冶イベントの条件

将星録 鉄砲鍛冶

多くの大名 (ユーザー) が待ち焦がれる鉄砲鍛冶イベントについて見て行きます。イベントの発生は月初のタイミングで、季節や時代は関係ありません。また、九州各国や大阪・雑賀城を支配していると発生確率が高くなりますが、他にも条件があると推測できます。

① 大名の鉄砲適性がC以上

これは明確な根拠がある訳では無いですが、普通にプレイしていてイベントが発生している大名家がほぼ同じとい点から導きました。 ただ、適正Cの一色義道はイベントが発生するものの、同じくCの龍造寺隆信が発生したのを見たことが無いのは不思議です。

② 鉄砲鍛冶イベントの上限は3回?

これは昔から言われている条件のひとつであり、イベントは3回(3家)までとなっていますが、そもそも3回も発生すること自体が珍しいので何とも言えません。 多くの場合は大友家、島津家、本願寺(鈴木)家などが発生させてしまうので上限がすぐ来てしまいます。

このイベントは鉄砲鍛冶を作ることによって毎月鉄砲が納品され、それを装備するだけでなく商人に売却することによって経済的に豊かになることが出来ます。どちらかと言えば経済的な影響が大きく、内政をする必要性が無くなってしまうのも微妙なところです。

ちなみに、なぜか龍造寺のところには鍛冶屋が来ない。


輸送で勲功稼ぎ

どんな武将も元服や在野から登用された場合は「足軽頭」として登場しますが、率いられる兵数が2000なので戦場での活躍も難しいです。そこで勲功を無限に稼ぐ裏技として有名なのが輸送キャンセル技です。ただ、これをするには城が2つ以上必要になります。

方法としては城Aから城Bへ輸送をするのですが、その際に城への輸送入力画面を出してキャンセル、出してはキャンセルを繰り返す方法です。 この裏技を使うとユーザーの忍耐力と操作ミスさえなければ1ヶ月で足軽頭から宿老にまで出世させることが出来ます。

将星録 輸送で勲功稼ぎ

肩や指先へのダメージは相当な物ですが、登場したばかりのお気に入り武将を出世させるためなら・・と頑張りましょう。 一方でNPC家の武将はプレイヤーの倍以上の勲功値を稼ぐと言われており、モタモタしていると宿老だらけになるのは悪いバランスです。

連続アタックで堅城もすぐ落城

コンシューマ版は城攻めが自動戦闘なので武将の能力を活かしにくいことが多いです。また、兵糧攻めをするにしても時間が掛かりますし、小田原城や春日山城など天下に聞こえた名城は防御値だけでなく、武将の数も多いので落城させる苦労は相当なモノです。
将星録 包囲

連続アタックは敵の城を完全に包囲し、その後に使えない武将を包囲陣の一角に配置します。そして使えない武将が一体ずつ城に攻撃をして防御値を下げさせます。これは自動戦闘の盲点「最初の数ターンは反撃できない」仕様の穴を突いた裏ワザと言えます。

もっとも、名馬を持っている武将は捕縛の危険が無いのでアタックを繰り返しても良いですが、再び城から包囲陣へ来るのに時間が掛かるのでオススメはしません。五月雨アタックを繰り返して弱ったところを主力部隊が攻撃し、ようやく落城の運びとなります。

他にもある地味な小技

今回取り上げた将星録には知っているようで知らない小技が他にもあり、プレイをするたびに新たな発見があります。言われてみれば納得な小技や、ちょっとした工夫で城や支城を守りやすくなったり、手強い大名に対しても勝つ可能性を生み出すことが出来ます。

① 滅亡した城の近くに登用持ち武将のユニットを配置

② 防御度は町が高く、田畑は弱い

③ 内政ユニットでも城を包囲できる

①は月が替わるタイミングでの自動登用を活かす小技。
②はただ街を作るだけではなく、侵入して来るであろう敵と戦うことを想定して田畑を配置し、町の外郭を田んぼが囲む設計をし、内側を町にするとかなり有利に戦えます。

③は農業や建設ユニットでも敵の城の周りに置くと出撃が出来なくなります。ただ、兵糧攻めの効果はありません。また、部隊の側面や後方に人柱として配置すれば一時しのぎになりますし、城でゴロゴロしていて出番のない武将の有効(?)活用と言えます(笑)

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