日向坂の全員選抜や櫻坂の解散説、乃木坂5期生の流出騒動を考察

2022/03/07

日向坂46 乃木坂46 櫻坂46

いろいろと物議を呼んだ乃木坂5期生が披露されて半月、今度は妹グループである日向坂が4期生の募集を開始した。 ファンの間では「全員選抜」がどうなるか関心を集めているが、詳細については不透明なのでヤキモキする日が続くことになる。

小坂菜緒の復帰と4期募集で天下獲りへ

2022年3月4日、おひさまが待ちに待った小坂菜緒の復帰がブログで公開された。 具体的な時期や活動ペースは調整中とのことだが、一時は卒業まで噂されていたことを考えると満点と言って良い結果となったのは間違いない。

そして3月6日深夜、日向坂の冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京) の中で4期生の募集が告知された。一般的に見れば新人の募集はグループの活力になるので歓迎すると思われがちだが、おひさまの心境は複雑だそうだ。

日向坂は結成以来、メンバー全員が表題曲に参加する 「全員選抜」 を採っているが、新メンバーの加入によって良き伝統が壊れるのではとの声が上がっている。この点については3期生の時にも懸念されていたので当然の流れと言える。

2022年3月現在、日向坂の在籍メンバーは22名なので既に全員選抜としてはギリギリのラインに達している。加入人数が10人以下であれば選抜の人数も減らしてバランスを取るだろうが、20人以上であればアンダーが結成できる規模になる。

いずれにしても日向坂の持ち味である全員選抜の堅持は難しそうだが、グループの更なる飛躍を考えれば受け入れざるを得ない苦渋の選択かもしれない。ただ、どうしても選抜制を受け入れられない人が居るのも事実である。


櫻坂は3期募集どころか解散も想定内?

乃木坂や日向坂、そして落ち目と言われている48グループですら新メンバーの募集を再開しているが、残る坂道グループの櫻坂は音沙汰がない。もっと言えば、どのような方向を目指しているのかすらボンヤリとしている。

渡邊梨加や守屋茜ら欅坂時代からグループを支えてきたメンバーが抜け、比率も1期と2期が逆転した。 また、改名後は一貫して2期をセンターに起用するなど新味を出そうとしているが、イマイチ勢いを感じられない状況が続いている。

メンバー数も4thシングル「五月雨よ」の時点で23名となっており、卒業を発表している渡邊理佐と原田葵を除けば日向坂よりも少ない21名。さらに今後も卒業が予想されるのでバックスの活動も危うくなることが予想される。

何かしらの長期展望があるのか、それとも解散を見越しているのかは分からないが、現状は非常に厳しいと言わざるを得ない。 ファンからすると3期生を望むしかできないが、どのような道を進んだとしても応援することは続けたい。

乃木坂5期生は起爆剤とはならず

これまで色々なアイドルグループのお披露目を見てきたが、先日の「お見立て会」はアイドル史に残る衝撃だった。 もっと言えば、5期生の合格から披露に至るまでの騒動自体が奇妙かつ不思議なもので、ファンの間にも賛否が巻き起こった。

結果的に中西アルノの活動自粛で一応の決着を見たものの、ファンの中ある運営への不信感は払拭できていない。 また、今までの乃木坂から逸脱した「Actually..」も齋藤・山下のWセンターという無難な作品に改められた。

1期生のレジェンドが相次いで卒業するなど退潮の一途をたどっており、即戦力を集めた5期生には相当な期待が集まっていたが、蓋を開けてみれば75点の子を集めたに過ぎず、いわゆる「世間に顔を覚えてもらえる」レベルの人は居ない。

これは乃木坂だけでなく「秋元系」全体に言えるもので、顔となれるメンバーは現役だと柏木由紀、齋藤飛鳥ぐらいだ。いずれも卒業が秒読み段階にあり、齋藤飛鳥が抜ければ「乃木坂というグループの人」の集まりになってしまう。

48や坂道グループを見てきた者からすると非常に残念な傾向だが、どのようなグループであっても始まりがあれば終わりがあり、栄える者は必ず衰える、これは必然と言える。 だからこそ、輝いている時に応援をしなければならないのだ。

(敬称略)

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