「離れていても」のコンセプト
この「離れていても」はメッセージソングと銘打たれており、配信での収益は全額が寄付されるそうです。多くのアーティストやグループ、芸能人の方々がチャリティー形式の楽曲を発売していますが、遅ればせながらAKB48も参加と言った感じです。
AKB48を卒業したOGたちが参加した事でも話題になりましたが、今回の作品で注目したのはMVに英語字幕を入れていた事です。これによって動画のコメント欄の半数近くが外国から寄せられており、これは小さい工夫ながら大きな影響を与えています。
この方針は「ヴァーナロッサム」の海外展開を目指す方針にも合致しており、AKB48を運営するDH社もそれに習ったといった感じでしょうか。字幕という本当に小さい工夫でありながら大きな成果を生み出した判断は評価されるべき点だと思いました。
「離れていても」のセンターは横山由依
名前:横山 由依 (よこやま ゆい)
身長:159cm
出身地:京都府 木津川市
血液型:B型
生年月日:1992年12月8日
ニックネーム (あだ名):ゆいはん
身長:159cm
出身地:京都府 木津川市
血液型:B型
生年月日:1992年12月8日
ニックネーム (あだ名):ゆいはん
横山由依さんは前総監督として有名ですが、今回の作品を表題曲とすれば初のセンター抜擢(代役を除く)となります。27歳になってから表題曲のセンターになるとは思っていなかったでしょうが、前総監督という経験が大きかったのかも知れませんね。
おっとりとした雰囲気やマスコミ対応の経験など様々な要素を加味して起用されたと思いますが、サプライズのセンターと言っても良いでしょうね。メッセージ性が強い内容なので若いメンバーよりも、大人メンバーが選ばれたのは妥当と言えますね。
「離れていても」のフォーメーション
今回はOGの参加で話題になりましたが、22日夜のCDTVでのお披露目では現役メンバーによるパフォーマンスが公開されました。 センターの横山由依さん、それを両サイドで挟むのが柏木由紀さんと峯岸みなみさんというベテラン勢を起用しています。
二列目は「失恋、ありがとう」のセンターを務めた山内瑞葵さん、ドラフト2期生の久保怜音さんを起用。 三列目は「思い出マイフレンド」のセンターを務めた大盛真歩さん、同作に選ばれた西川怜さんと千葉恵里さんといった若手たちが選ばれています。
それにしても、まさか入山杏奈さんがここに入って来るとは思いませんでしたが、他にも加藤玲奈さんや田口愛佳さん、谷口めぐさんなど人材は豊富です。 また、チーム8のメンバーたちも加えればAKB48(本店)だけでも十分なポジションが組めます。
系列グループとの関係はどうなるのか?
今作「離れていても」の詳細を見て驚いたのはOGの参加よりもAKB48単体で作品を作り上げたところでしょう。長年、AKB48名義のCDに系列グループのメンバーが入っていましたが、今回の純AKB48で作って発表した流れの衝撃は割と大きいと思います。最大の理由は「シングルCDではなく特典も不要」で間違いないでしょう。握手券の発売が無ければ系列グループを呼ぶ必要もなく、CDでは無いとすればミリオンが途切れることはありません。逆の見方をすれば系列メンバーも解放されたと言えますね。
系列グループは各自でCDを発売しており、AKB48名義の特典まで背負わされていた事を考えると負担の軽減になります。 しかしながら、デメリットとして一番大きいのは系列グループが単体でテレビ出演するのは相当厳しい状況だという点でしょうか。
NMB48は読売テレビの「ベストヒット歌謡祭」、STU48はNHK広島の「いのちのうた」など関わりの深い局に出演することが出来ていますが、それ以外のグループが単体で歌番組、もっと言えば全国放送の番組に出られる可能性はかなり低いです。
今後のAKB48名義に系列グループが参加するか不透明ですが、各グループの運営会社が独立した事を考えると、それぞれが独自路線を進む可能性もあります。どちらにしても握手券商法の再開は相当厳しいので続いてきたミリオンも途切れるでしょう。
以前から触れていた通り「ミリオン病」から解き放たれることは大きな意識改革になりますし、各グループがそれぞれの個性を作り出して切磋琢磨し、より良い作品やパフォーマンスを見せ続ける事こそがグループの存続に繋がると言えるでしょう。
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