NMB48 23rd「だってだってだって」のセンターやフォーメーションは?記録よりもファン重視の方針を採った!

2020/07/09

NMB48

コロナウイルスの影響で発売が延期されていた23枚目シングル「だってだってだって」の発売が8月19日に決定しました。前作から半年以上経ってのリリースとなりましたが、楽曲を担当するセンターや選抜メンバーの顔触れも少し変化していました。

23rdは梅山恋和と山本彩加のWセンター


今作は2014年11月5日に発売された10th「らしくない」以来のダブルセンター体制を採っています (白間美瑠さんと矢倉楓子さん)。 今回も前回と同じく有望な若いメンバーをセンターに抜擢し、グループが目指して行く方針を垣間見ることが出来ます。


将来を期待されていた太田夢莉さんが卒業してしまったことで「ポスト太田夢莉」を探す展開となりましたが、現時点では今回ダブルセンターを務めた山本彩加さんと梅山恋和さん、もっと若手で言えば山本望叶さんや横野すみれさんなど粒揃いです。


今後はダブルセンター方式よりも山本彩加さんと梅山恋和さんが交互にセンターを務める可能性が高いですが、ベテランの白間美瑠さんや吉田朱里さん、さらに前述の若い世代の成長もあることから、今回の両センターと言えども安泰ではありません。



23rdの選抜メンバーやフォーメーション

NMB48 23rd だってだってだって フォーメーション

今作の選抜メンバーは前作「初恋至上主義」の19人から3人減った16人体制になりましたが、個人的にはこのぐらいの人数の方が選抜の言葉に重みが出ると思います。20人近い選抜メンバーと言うのは何となく、選抜の安売りに思えて仕方ないのです。


第6期生から4人が初の選抜入りを果たした一方、約半年ほど先輩であるドラフト3期生から選抜に入ったのは南羽諒さんのみでした。  NMBはファン主導のドラフト生よりも、自らが主催したオーディションの合格者を推す傾向があると言われています。


フロントの若いふたりをベテラン勢が二列目から補佐し、その後ろに中堅や若手メンバーを揃えたバランスの良いポジションになっています。その点から見ても、NMBは将来有望なメンバーが多いので、むしろ出せる場が少ない方が課題と言えますね。


個人的に注目していた安部若菜さんの選抜入りはありませんでしたが、雑誌グラビアなどを通じてステップアップしてくれると期待しています。もっとも、NMBはグラビアからバラエティー、モデルと幅広く活動しているので競争は厳しいと言えます。



売上1位よりもファンを優先した判断

今作「だってだってだって」の発売日は8月19日ですが、この日は関ジャニ∞の44thシングル「Re:LIVE」が発売予定です。奇しくも関西同士の決戦となってしまいますが、購買力や過去のデータを見る限り関ジャニ∞がチャート1位を獲ると思います。


データによって違いはあるものの、NMBも数年に渡って発売日(週)の1位を獲得し続けていますが、恐らく今作で一旦途切れることになります。  もちろん、発売日をズラす事も可能だったでしょうが、1日も早く届けたいという思いが強かったのでしょう。


人気グループと競合しない日を選んで獲り続けた1位よりも、ファンを第一に考えた今回の決断は数字以上に評価されるべきです。 握手会の再開が難しい以上、今までの様にCD売上を伸ばすのは困難なので、一層ファンに軸足を置いた施策が求められます。

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