岡田奈々の「卒業の必要は無いと言われた」でAKB48は恋愛&同棲予定もOKと判明

2022/11/23

AKB48

文春報道から4日が経った23日、岡田奈々はTwitterで卒業を発表した。 騒動後に初めて公の場で語った言葉に注目が集まったが、その中身はあまりに自己中心的であり、なんとAKB48が恋愛どころか同棲予定でも不問ということが判明した。

岡田奈々が発表した卒業報告の内容に衝撃が走る

 文春砲以降、ファン向けの有料メールで弁明をしていた岡田がTwitterで卒業を報告。その内容を簡単に要約すると以下のようになる。

・週刊誌報道で騒がせたことを謝罪

・ファンを裏切るような行動だった

風紀委員を名乗り出たにもかかわらず嘘をつく形に

・10年間アイドル活動に全力で取り組んできた

・スタッフから卒業の必要は無いと慰留された

・けじめとして卒業を決めた

 今となってはどの言葉も信用するに値しないが、この中で波紋を呼んでいるのは「スタッフから卒業の必要は無いと言われた」点だ。

岡田や柏木由紀、向井地美音の発言から「AKBに恋愛禁止のルールは無い」と判明したが、なんと同棲予定があっても不問という衝撃の内容が判明した。本人は今回の騒動は問題行動ではなく、運営から慰留されたことをアピールしたかったのだろうが、結果としてトンデモナイことを確定させるに至った。

 翻って見れば、今回の騒動で運営やメンバーは最初から最後まで悪手を取り続けた。親しい岡田を助けようと向井地がアイドル界における暗黙のルールである「恋愛禁止」に触れたこと、セクシャリティーについて触れたこと、そして今回の同棲予定不問である。

もちろん、運営の方針に口を出す立場にはないので恋愛&同棲予定が不問でも良いが、曖昧かつ虚偽の回答をして集金をすると詐欺罪の構成要件を満たす恐れがあるので、公式サイトでの掲示やメンバーに告知を徹底させる必要があるだろう。



付加価値の無いAKBらが生き延びる方法

 今回の件で多く語られたのはアイドル(アーティスト)としての価値だ。

 高城れに(ももいろクローバーZ)の結婚が比較として何度も挙げられたが、最大の違いは音楽性やパフォーマンスという付加価値があるかどうかだろう。

いわゆる接触ビジネス(握手やチェキ)をしているグループはその程度しか価値が無いと認めているようなものであり、疑似恋愛をさせて金を巻き上げるという商法ということを考えれば商品がプライベートで恋愛するのは御法度だ。

しかしながら、音楽界を席巻するK-POPも過去にはハイタッチ会を開催したり、現在はオンラインサイン会やトークを特典にしているので似たようなものだが、疑似恋愛の気配を感じさせないのは適度な距離と演出の巧みさだろうか。

 では、AKBを中心とした秋元系グループに反転攻勢のチャンスがあるかどうかと言えば答えは「今は無い」である。

結局のところ、芸能界は栄枯盛衰(流行り廃り)が常であり、AKBを中心とした大人数アイドルからK-POPのターンに移ったということに尽きる。

 そんな中、あろうことか唯一の武器と言っても良い「恋愛禁止」という暗黙のルールを陽の当たるところに引っ張り出し、改めて「恋愛禁止は無い」を確定させた岡田・向井地の行動がAKBの寿命を一気に縮めたことは間違いない。

(敬称略)

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