長濱ねるが卒業。今後はグランドスタッフの夢を叶えるために大学へ進学?

2019/03/08

欅坂46

AKSのアホなおっさん2人がSNSでやらかして処分された今年最大級のしょうもない話を見ていた最中、突然飛び込んできたのが「長濱ねるが卒業」という衝撃的なニュースでしたが、正直言えば"ついにこの時が来たか"といった印象を持った方も多いと思います。


欅坂46躍進の功労者・長濱ねるが卒業



欅坂46が躍進を続けた原動力の両輪は「平手友梨奈」と「長濱ねる」と言うジャンルの違うエースの対比にあったのではと思います。 陰と陽・夜と昼など対極にあるふたりが様々な層の心に訴え掛け、幅広いファンを獲得して行ったのは間違いないでしょう。


どちらか片方だけでは偏ったグループになってしまい、平手さんだけでは近寄りがたく、長濱さんだけではありがちなアイドルグループで埋もれてしまう・・、その双方を補ってバランス良く、さらに今までになかった幅広く奥深い色を作り出せたのでしょう。


今夜その翼の片方が取れてしまい、ファンに衝撃が走りました。


何事も両方にあったものが片方だけになると真っすぐ進まず、残った方向へ曲がり続けてグルグル同じところを回り続けてしまいます。 それが欅坂に当て嵌まるかどうかは分かりませんが、ある種の多様性が失われてしまう寂しさは感じてしまいました。


長濱さんが何を思って卒業を決めたのかは分かりませんが、少なくとも彼女本人はやり切ったとの想いを持っているでしょうし、噂されているメンバーの不仲や待遇についての不満があるとも思えませんでした。 だとしたらもっと早い時期に辞めているはずです。

卒業発表のタイミングは大学か日向坂?


3月5~6日に掛けて開催された「日向坂46デビューカウントダウンライブ」も、もしかしたら発表のタイミングに影響があったのかもしれません。   なんと言っても長濱さんは日向坂 (ひらがなけやき) の1期生であり、グループ活動を軌道に乗せたメンバーです。


そのひらがなけやきが日向坂へ改名し、横浜アリーナを満員にした「日向坂46デビューカウントダウンライブ」は長濱さんにとっても大きな区切りであり、兼任を外れて見守って来た立場からすると、まさに「独り立ち」であり「巣立ち」だったのでしょう。


長濱さんは以前から「将来は空港のグランドスタッフになりたい」という夢があったらしく、アイドルを終えた次のステージの為に「大学へ入学」も当然視野にあると思いますし、3月という時期も"具体的な進路"が定まった結果もあっての卒業発表かもしれません。


※8月5日追記 昨夜放送された「欅って、書けない?」で長濱ねるさんのお別れ企画がありましたが、その中で「やりたい事があるのでそれの勉強をして、もっともっと大人になって成長出来たら良いな」と語っていたので、やはり進学の可能性が高いと思いました。


ファンの間では「アナウンサーになるのでは?」との声もありますが、個人的には芸能界に残るよりも一般生活に戻る可能性が高いと思いますし、おっとりとした性格的にも派手な芸能界よりも"かわいい過ぎるグランドスタッフ"の方が似合う気がしました (笑)


長濱ねるさんは長崎の進学校・長崎西高出身で高校生クイズ大会にも出場し、最近は「世界ふしぎ発見!」などクイズ番組に出るほどの知性派です。昨年後半から仕事をセーブ気味だったのも次のステージへ向かう勉強をしていた・・と考えれば納得が行きますよね。



主力メンバーの卒業が相次ぐ欅坂46

志田愛佳と長濱ねる
【出典:志田愛佳さんのブログ

欅坂46は2015年8月21日にスタートして以降、今泉佑唯さん・志田愛佳さん・米谷奈々未さん、そして長濱ねるさんが卒業となりましたが、卒業メンバーを見て驚くのが「全員が20歳前後」とアイドルとして全盛期のタイミングで辞めている事がとても驚きでした。


卒業理由は学業優先や心身の不調、新たな分野での活動を目指して・・と人それぞれの事情がありますが、いずれにしても20歳前後で区切りを付けるのは早いですし、欅坂としてやり切ったよりも「諦め」や「失望」があったのでは?と妙な憶測も飛んでいます。


確かにアイドルや表現者として上を目指すのであれば欅坂46は余り向いていない。 不動&絶対的なセンターが存在しているので、少なくともシングルの表題曲でセンターを務めるのはかなり難しいですし、すでに"グループの色"がそうなっているので仕方ないです。


そこまで前に出たがるタイプではない長濱ねるさんを後衛とし、パフォーマンスの顔として前衛に平手友梨奈さんを置くバランスは良かったのですが、今後はより一層パフォーマンスを重視して、曲にのめり込むストイックさを前面に打ち出す方針で行くと思います。


仮にその方向でグループが進んでいるとすれば、それこそある意味「黒い羊」は長濱ねるさんだったのかも知れないですし、違ったとしても利発さゆえに自身の置かれている立場を理解し、離れる事が双方にとってベストだと結論を出してしまったのかも知れません。


黒い羊・・いや、愛すべきたぬきが山に帰る。
次はいつ山から出て来るのかわかりませんが、街に出て来て人を楽しませる為に自分を化かしたりせずに、自分らしくのびのびと愛くるしい笑顔を振りまいて欲しいものですね。




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