STU48 2期生が「bis」レギュラーモデルイベントで活躍。参加した2期生メンバーたちに拍手！

3月20日から26日までファッション誌「bis」のレギュラーモデルへの挑戦権を賭けたイベント (STU編) が行われました。 残念ながら2期生メンバーは上位3名に入ることは出来ませんでしたが、勇気を持って果敢に挑んだ向上心と頑張りには光るモノがありました。

上位争いをした宗雪里香と工藤理子

2期生の中でも大健闘したのは宗雪里香さんと工藤理子さんです。宗雪里香さんはSTU48に加入する前からショールーム配信をしていたので仕様を熟知しており、アマチュア時代からの訓練された (？) コアなファンがいたので1期生とも十分に戦える存在でした。



宗雪里香さんはアイドルにしては低めの声を気にしている素振りがありますが、個人的には全く気にするほどでは無いですし、むしろ聞き取りやすい音程だと思います。また、高身長でスタイルも良く、配信ではコスプレ姿を披露してファンを喜ばせることも(笑)


一方の工藤理子さんはSTU48のオーディションからショールーム配信を始めたので経験は約3ヶ月しかなく、さらに年齢も高校3年生の代だったので配信制限 (22時まで) という制約がありました。しかし、その逆境をも武器にして全体の5位にランクインをしました。



その存在感はSTUのみならずAKB全体でも屈指のレベルで、音声をミュートにして見ていても騒々しさが伝わるレベルです (笑) ※誉め言葉です。 喜怒哀楽が激しさからスタッフと衝突したこともありますが、それらも含めて個人的に期待しているメンバーです。

健闘した残りの2期生メンバー4名

今回のイベントには他にも2期生メンバーが参加しました。モデルの仕事にも興味が強い吉田彩良さん、某坂道グループのキャプテン似で話題になった田中美帆さん。 STU48では珍しい関西弁バリバリの南有梨菜さんやポジティブの塊・川又優菜さんの4名です。

塩対応では無かった吉田彩良

吉田彩良さんは大人っぽい顔立ちや、クールで落ち着いた話し方から「塩対応」と思われがちですが、今回のイベントでその印象を拭い去ることが出来たと思います。期間中の貼り紙で丁寧な御礼を書くなど、グループ1の「ツンデレ」キャラかも知れません (笑)


普段の配信ではメイクをバッチリしている姿しか見せていませんでしたが、イベント中はスッピンやコスプレを公開するなどサービス精神もたっぷりです。また、某カレー店でバイトをしていた経験からか、淡々としたトークですが敬語の使い方はバッチリです。

華やかさや上品さでリードする田中美帆

某坂道のキャプテンに似ていることでSTUヲタだけでなく坂道ヲタにも知られる存在の田中美帆さんですが、性格的にこのイベントに挑戦するとは思っていませんでした。　どちらかと言えばグイグイ出てくるタイプでは無く、その点からも意外性がありました。


自然と湧き出る上品さは菅井友香さんに似ていますが、この「品」と言うモノは学んでもなかなか身に付く物では無く、家庭環境や教育が大きく影響します。アイドル界ではプラスにもマイナスにもなる点でしたが、挑戦する姿勢を見て余計な心配に終わりました。

シャイでおっとりとしたタイプの南有梨菜

南有梨菜さんはとても恥ずかしがり屋で穏やかな性格なので、今回のイベントに挑戦すると聞いてかなり驚きました。 おそらく48グループ全体でも1～2位を争うシャイっぷりですが、今回の挑戦によって精神的な殻を破り、知名度を広げたのは大きな収穫です。


ファンからのリクエストや指摘をされた時に発する口癖「いやや」はネタ化しており、カラオケで不協和音を歌った際には「僕はいやや！」になっていました (笑)  恥ずかしがり屋のイメージが強いですが、内心に秘めたる闘志は中々のモノだと思っています。

ポジティブさで周りを元気にする川又優菜

実はアクターズスクール広島の34期生として「SPL∞ASH」にも在籍した実力の持ち主であり、そこで鍛えられ上げたスキルやメンタルは2期生屈指です。 ポイント数では初日から余り配信できないなど出遅れましたが、最後まで走り切ったのは立派なことです。


ファンから「チャリ又」と呼ばれるほどロードバイクに乗ってサイクリングをすることが好きで、いずれは自転車関連のイベントを開催するのが夢だとか！　愛嬌や丁寧な言葉遣いは他のメンバーに劣ること無く、周りを元気にするタイプはチームに必須の存在です。

今回のイベントでの収穫は何か？

今回のイベントに参加した2期生6名は何を得たのか。第一に自らの存在をショールームの視聴者たちに知らしめた事です。350人近くが在籍する48グループでは自分からアピールしなければ知られる事なく、能力を十分に発揮しないまま卒業する事が多々あります。


ましてやAKB本店では無くSTU、しかも24名もいる2期生ではよほどの推されで無ければ目立ちませんし、性格や個性どころか名前すら覚えられるのに時間が掛かります。その点から言えば、イベントの勝敗は別としてチャレンジした6名の意欲には感心します。


お披露目されてから約3ヶ月でショールームのプロである1期生を相手にするのは困難な戦いなだけでなく、目に見えるポイントで精神的にもダメージを負うこともあります。 だからこそ、敢えて挑んできた6名のメンバーたちには心からエールを送りたいと思います。


念のために記しておきますが「ショールームイベント」への参加は立候補制であり、年齢や環境、学業との兼ね合いから断念したメンバーも多くいます。チャレンジしなかったメンバーが悪いと言うワケでは無く、頑張ったメンバーを応援したいと思った次第です。